『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第18回は、特定⾮営利活動法⼈として活動されている⽇本タンゴセラピー協会様を取材させていただきました!
Q. ⽇本タンゴセラピー協会は、どんな協会なのでしょうか?
アルゼンチンタンゴのメソッドを使い「⾝体」と「脳」と「⼼」を楽しみながら活性化し、介護予防・運動機能の維持向上・精神障害の改善として、多くの⽅に知られ提供することを⽬指しています。
Q. ⽇本タンゴセラピー協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?
当協会の理事⻑(アルゼンチン⼈)は、「祖国では死ぬまで⼥性は⼥性、男性は男性らしく⽣きる事を望むけれど、ここ⽇本は豊かな国なのに⼼を艶やかに潤わせる⾼齢者としての⽣き⽅が無い!」と不安に思ったのがきっかけで、2009年よりボランティア活動を開始しました。この活動が⽇本に根付き、幸せな⾼齢化社会や様々な障害の改善の柱となる事を願っています。
Q. ⽇本タンゴセラピー協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?
⾼齢化社会で孤⽴し孤独になっている⽅々の⾝体と⼼の健康を取り戻すことを課題として、⾼齢者対象の介護施設・病院等で延べ152回/年間(東京・名古屋・関⻄)の活動を⾏っています。 他にパーキンソン病友の会・就労⽀援施設での活動も行っております。 また、セラピスト養成講座(東京・⼤阪)を開催しボランティアメンバーの育成にも力を入れています。
Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。
「ここ数年⽴ち上がる意欲も⾒せなかった祖⺟が、⽴つどころか踊ってる!」タンゴセラピー参加者のご家族からのご感想です。ダンス経験が無くても、どなたでも簡単に出来るペアの動きです。世界では疾病のメンタルケアとしても広がりつつあるタンゴセラピー。多くの施設の利⽤者様が毎回の訪問を楽しみにされています。是⾮ご⼀緒に笑顔の花を沢⼭咲かせる活動を楽しみましょう。