日本のストリートダンス人口は600万人を超え、野球やバレーボールなどのスポーツと並んで、 小中高校のクラブ活動はもとより文部科学省の学習指導によりダンスが取り入れられるようになりました。これは日本のストリートダンスが一過性の流行から、現代文化にしっかりと根をおろした証であり、大変喜ばしいことだと思います。
世界のストリートから数多くの芸術・文化が生まれてきました。自己表現の一つであった作品が、人の共感を呼び、やがて多くの人の心を動かす感動となり、世界中の人々に知られるまでになった作品が沢山生まれています。その原点は「自己表現」にあったのではないかと思います。
夢に生きることを目指すダンサーたちにとって確固たる目標をつくり、自己表現の方法としてストリートダンスを選んだ人々が、ゆるぎなく夢に向かえる環境づくりを目指し、後進の育成に力を注いで参る所存です。
出典:ストリートダンス協会