社団法人「日本鉄道技術協会(JREA)」が設立されたのは昭和22年2月(同年8月社団法人許可)であり、当時の運輸省鉄道総局(後の国鉄・現在のJRグループ)の技術幹部が提唱して、国鉄・民鉄および産業界を含めた全国の鉄道技術者に呼びかけ、ともに連帯意識を持って志気の高揚をはかろうとしたものである。
日本が敗戦の荒廃に打ちひしがれている中で、我々の先輩はこれに屈せず国土の再建を図り、そしていつの日か日本特有の鉄道技術を持って世界に雄飛しようと立ち上がったもので、それから20年後には新幹線という高速鉄道システムを作り上げました。
現在21世紀に入り情報技術(IT)の進歩は目覚ましいものがあり、今後このITを活用する等さらに一段と飛躍した鉄道システムが実現されようとしています。
出典:日本鉄道技術協会