『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第47回は、特定非営利活動法人として活動されている日本おもちゃ保存協会様を取材させていただきました!
Q. 日本おもちゃ保存協会は、どんな協会なのでしょうか?
希少価値の高い古いおもちゃ特に漫画や特撮ヒーローが誕生した昭和30年代~60年代のおもちゃを後世に残し海外流出や廃棄される事を防止し”コレクターさんのおもちゃの行き場所”を作って日本のおもちゃ文化を守る事が目的です。
Q. 日本おもちゃ保存協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?
5年前 玩具コレクターの仲間の間で古いおもちゃの取引上のトラブルが多発 ネットオークション・海外流出のトラブルも多発していました。 おもちゃは金儲けの道具と考えるコレクターも出て”本当にこれで良いのか?”仲間数人で話し合い辿り着いたのは”コレクションは最後にどうなるのか?”文化的価値があるのに売られるか捨てられるしかない事に気付き 既に危機的状況の玩具業界 俺たちに出来る事は無いのかと模索 NPOでおもちゃの保護活動を考えました。資金はどうするか?展示会や修理・レンタルをしたらと・・とにかくやってみるしかないと設立に至った次第です。
Q. 日本おもちゃ保存協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?
主におもちゃの展示会やレンタル おもちゃの復元・修理などの活動を行っております。 本来の目標は近隣[福島県]におもちゃの博物館を誘致する事が目的でそこに 捨てられるおもちゃやコレクター様がい亡くなられた後のおもちゃの遺品整理 おもちゃの生き場所を造り情報発信の場所となるおもちゃの聖地を作りたいと思っております。
Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。
わたしたちの活動は今まで世の中になかなか出てこない おもちゃのコレクター様達に、おもちゃを利用すれば世の中の役に立つ活動が出来る事を理解いただき各地で同活動を行う団体を広げて行きたいと考えております。 活動に興味のある方、おもちゃが大好き・ヒーローが好きなあなたに是非 会員になっていただきたいと思っております。