『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第9回は、一般社団法人として活動されているストリートダンス協会様を取材させていただきました!
Q. ストリートダンス協会は、どんな協会なのでしょうか?
ストリートダンスを国内外で普及促進するための各種支援事業を通して、青少年の心身の健全な発達に寄与し、併せて国際相互理解の促進を目的とし、その目的に資するために事業を行っています。
Q. ストリートダンス協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?
元々はダンス全般の活動に関わっていた組織だったが、中学、高校のダンス部の全国規模の競技会がなかったため、多方面からの要請があり、これを開催するにあたって一般社団法人ストリートダンス協会が設立されました。
文部科学省からの後援もいただき、国内最大規模の公式大会に成長しています。
Q. ストリートダンス協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?
以下のような活動を行っています。
・ストリートダンス能力に関する検定の実施
・インストラクターの育成及び認定
・ストリートダンス選手権の企画・運営及び開催
・主に日本高校ダンス部選手権、日本中学ダンス部選手権
・講師派遣事業
・ストリートダンスの書籍の出版と販売
Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。
私たちは、ダンスに取り組む人たちの「感動」を応援します。
2012年より小・中学校で、2013年より高等学校でダンスが必修科目化が決定し、クラブ活動はもとより文部科学省の学習指導によりダンスが取り入れられるようになりました。これは日本のストリートダンスが一過性の流行から、現代文化にしっかりと根をおろした証であり、大変喜ばしいことだと思います。
世界のストリートから数多くの芸術・文化が生まれてきました。自己表現の一つであった作品が、人の共感を呼び、やがて多くの人の心を動かす感動となり、世界中の人々に知られるまでになった作品が沢山生まれています。その原点は「自己表現」にあったのではないかと思います。
夢に生きることを目指すダンサーたちにとって確固たる目標をつくり、自己表現の方法としてストリートダンスを選んだ人々が、ゆるぎなく夢に向かえる環境づくりを目指し、後進の育成に力を注いで参る所存です。