『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第8回は、一般社団法人として活動されている日本スポーツ吹矢協会様を取材させていただきました!
Q. 日本スポーツ吹矢協会は、どんな協会なのでしょうか?
この法人は、我が国におけるスポーツ吹矢界を代表し、当該競技の普及及び振興を図り、もって国民の健康増進、スポーツの振興に寄与することを目的としています。
Q. 日本スポーツ吹矢協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?
人間にとって「健康」に勝る財産はありません。スポーツ吹矢の創造者である故・青柳清前理事長は、生前よく「日本中の人を、そして世界中の人を健康にしたい。それが私の夢なんです」と語っていました。もともと中国に渡って気候を学んだ青柳前理事長が、その経験から腹式呼吸が健康に良いと感じていましたが、日本に帰って続けようとしてもなかなか続かない。「なぜ続かないのだろう」と考えた挙句「面白くないからだ」との結論に至り。その時に吹き矢の収集家と出会いひらめいたのがスポーツ吹矢です。「筒に矢を入れて息を思いっきり吐いてフッと吹くことで、腹式呼吸ができる。しかもこれにスポーツ性を加味すれば誰もが楽しめる」と1998年4月に「スポーツ吹矢協会」が設立されました。
Q. 日本スポーツ吹矢協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?
3歳から98歳まで約5.7万人に愛好され、47都道府県1270ヶ所以上で活動しています。これからも国内すべての自治体で、やってみたいと思う人が手軽に始められる環境を整えていきます。国内ばかりでなく、海外ではハワイ・タイ・マレーシア・ニュージーランドに支部ができました。これからは世界各地に支部を設置していきます。また、2013年からは国民行事である国民体育大会のデモンストレーションや全国レクレーション大会にも参加しています。ゲーム性のある楽しい吹矢や面白い吹矢、または屋外でも楽しめる競技などもあります。地域貢献・社会貢献の一環として行政・地域活動。企業における福利厚生としての活動。リハビリ施設やケアセンター、学校・社会教育の一環として小中学校の課外事業、高等学校・専修学校での部活動。大学での授業等で取り上げられています。
Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。
スポーツ吹矢は、老若男女を問わず、子供たちも障がい者も誰でも安心して楽しめる健康スポーツです。「いつでも」「どこでも」「手軽に」できます。全国に約1270ヶ所の支部があります。皆様のお近くにも体験できる場所がありますのでぜひ一度体験してみてください。お近くに支部がない場合でも職場や地域でのスポーツ吹矢体験会もサポートいたします。