『協会名鑑』編集部です。「社会を変える協会特集」第43回は、一般社団法人として活動されている岩手県木炭協会様を取材させていただきました!
Q. 岩手県木炭協会は、どんな協会なのでしょうか?
当協会は岩手県内における林産資源の確保・木炭産業の発展・地域経済の振興・文化の向上・学資の貸与に関する事業を行い、公共の福祉の増進に寄与することを目的として設立された一般社団法人です。
主に木炭の生産振興・規格の指導・流通に関する事業のほか、学資の貸与(現在は奨学生による償還対応のみ)や関係官公庁及び関係団体との協力に関する事業等を実施しています。
Q. 岩手県木炭協会は、どのような想いやきっかけで設立されたのですか?
昭和27年、岩手県の木炭の生産振興・指導を行う団体として社団法人岩手県木炭協会が設立、その後平成25年4月に一般社団法人としての認可を受け、移行により一般社団法人岩手県木炭協会となりました。
60年以上に渡り岩手県における木炭の品質向上、販路拡大、生産者の社会的・経済的向上、木炭産業の振興・発展のため業務を遂行しています。
Q. 岩手県木炭協会は、普段どのような活動をされているのでしょうか?
良質な岩手木炭を安定的に生産するため、木炭生産技術指導や築窯指導、岩手県木炭品評会を実施し、木炭の生産振興に努めています。特にも岩手県木炭品評会は木炭の品評会としては全国で唯一農林水産祭参加行事として開催し、農林水産大臣賞及び林野庁長官賞を授与されています。
また、岩手木炭の品質を広くPRするため、アウトドアイベントへの出展等を行い、個人消費者への定着と需要拡大に取り組んでいます。
その他、全国木炭協会等の会長県として林野庁長官に対する木炭振興に係る要望を実施している他、関係団体組織との協力事業にも取り組んでおります。
Q. 最後に『協会名鑑』読者の皆様へメッセージがありましたらお聞かせください。
平成30年6月より、岩手木炭の販売を開始することになりました。
業務用燃料として求められていた岩手木炭ですが、高品質の国産木炭としてアウトドア業界を中心に需要が高まっております。一度使ったら他の木炭は使えないと高い評価を頂いており、メーカーやエンドユーザーの方々に重宝して頂いております。
ご注文のお問い合わせの他、岩手木炭に関するご興味等ございましたらお気軽にご連絡下さい。(TEL:019-601-7144)