JCRCは「日本サイクルレーシングクラブ協会」の略称で、市民レーサーの参加するサイクルロードレース大会の環境整備を目的として、1980年にFJC(当時の日本自転車競技連盟、現JCFではありません)の指導により自転車競技の愛好者有志が結束して誕生した組織です。
現在も多くの役員は市民レーサーとしての自転車競技経験者で、競技者の立場に立ったレース運営を心がけております。また、近年は競技未経験の者もスタッフに加え、レース初心者にも参加しやすく且つ安全なレースの場を提供できるよう、日々努めております。サイクルレースが広く一般に普及・発展するためには、参加者誰もが楽しめるレースのルールが必要です。そのためにJCRCは、独自のノウハウにより参加者自身の力量にあったクラス分けを行っています。
脚力別によるSからFまでの7つのカテゴリー、性別による女性クラスであるWクラス、また生涯スポーツとして楽しめるように年齢によるクラスであるO・Gクラス、 サイクルロードレースが継続発展していくために、新しい参加者が増えるようにと若い参加者のためのJクラス(中学生)、Kクラス(小学生)といった独自のカテゴリー制度を導入して、安全でより多くの参加者が優勝争いが出来るように、運営しています。JCRCは発足以来『みんなで楽しくサイクルスポーツを』合言葉に、誰でもが安全で楽しくサイクルスポーツができるように努力してきましたが、より公共性を増す為に2004年4月より特定非営利活動法人となり、組織のリフレッシュを行なうため、2012年2月より一般社団法人として再出発いたしました。 これからもより一層努力して参りますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
出典:日本サイクルレーシングクラブ協会