一般社団法人日本鋼構造協会(略称JSSC)は、1965年、鋼構造に関する技術の向上と鋼構造の普及発展を目的に設立された非営利団体です。以来40年以上にわたって、関係各界共通の問題解決のために、会員である構造用鋼材の製造業、その使用者である設計、製作、建設、更には電力、ガス、鉄道等の関係企業と鋼構造関連の研究者、技術者が一体となって、技術課題の調査研究、規格・規準の作成など幾多の成果を挙げてまいりました。
その活動範囲は、鋼構造を中心とした技術課題の調査研究や規格・規準の作成のほか、わが国鋼構造界を代表する組織としての国際活動、鋼構造シンポジウム、鋼構造論文集などによる「鋼構造学会」的な活動、建築鉄骨品質確保策の一環としての建築鉄骨品質管理機構の活動、更には土木鋼構造物の点検技術を含む維持管理全般に係る技術者の養成活動など、広範囲にわたっております。
日本鋼構造協会は、鋼構造の高度技術対応団体として、今後も「横断的組織」の特色を生かした事業活動を展開することにより、鋼構造の新たな需要創出と拡大を図るために、会員が一体となって努力してまいります。
出典:日本鋼構造協会